【佐世保市】
佐世保市は、本県の北部に位置し、人口25万人、面積364平方kmを有する都市で、烏帽子岳、国見山等の山系が連なり、臨海部ではリアス式海岸が形成され、大小の島々が織り成す複雑な自然景観は、西海国立公園「九十九島」として称賛されている。明治19年に海軍鎮守府の設置が決定されてから急速に発展し、明治35年に全国で54番目に市制を施行した。その後、軍港都市として繁栄したが、戦後は、自衛隊、米軍基地を擁しながら、造船業、商業観光を中心とした県北地域の中心都市として今日に至っている。主な観光スポットに、西海国立公園九十九島地区の中核をなす「西海パールシーリゾート」、17世紀のオランダの街並みを再現したウォーターフロントリゾート「ハウステンボス」などがあるほか、主なイベントとして10月下旬に開催されるYOSAKOIさせぼ祭りには、県内外から、100を超えるチームが参加している。平成17年4月1日に吉井町、世知原町、翌18年3月31日に宇久町、小佐々町と合併し、旧4町に根付いてきた文化や観光資源などを最大限活用しながら、元気で活力あふれる新市の創造に取り組んでいる。
【江迎町】
江迎町は、本県の北部、北松浦半島の中央部にあり、北は松浦市、東に佐世保市、南に
佐々町、西は鹿町町・平戸市に接している。町の中央を江迎川が東西に還流し江迎湾に注ぎ、その流域には水田があるものの、丘陵渓谷が多く平地に乏しい地形である。
昭和初期に興った石炭産業により町は急速に発展し、昭和15年に町政を施行した。しか
し、エネルギー革命による石炭産業の凋落とともに昭和41年に炭鉱が閉山。石炭産業以後、町ではそれに変わる産業の育成、企業の立地に力を注いでいる。主なイベントとして、8月23・24日は、日本一の灯籠祭り「千灯籠祭」が行われ多くの人出で賑わう。その他白岳国民休養地、本陣屋敷跡なども町内外から多くの観光客が訪れている。
【鹿町町】
鹿町町は、本県北部の北松浦半島の中央部西海岸地帯を占め、西海国立公園・北九十九島やリアス式の美しい海岸線に代表される優れた自然環境を有しており、なかでも10万本のつつじと美しい自然景観を一望できる長串山公園は、県内でも屈指の展望公園として位置づけられている。町の近代化の歴史は、石炭産業の興隆とともにあり、昭和22年に町制を施行したが、昭和30年代になって石炭政策の転換により斜陽化が進み、昭和38年には町内すべての炭鉱が閉山を余儀なくされ、急速に過疎化した。現在は、豊かな自然を活かして、浅海養殖業を中心とした水産業が町の基幹産業となっており、トラフグや真珠、いりこ加工品は県内でも有数の生産地である。主なイベント・施設として長串山つつじまつり、パールマラソン大会、海と島の自然体験館(カヌー体験等)、鹿町温泉やすらぎ館などがあり、県内外から多くの人が訪れている。